「パパ活」は、法律に触れるのか? (1)

Hありの「パパ活」って、犯罪なの?

パパ活を始めるに当たって、誰もがちょっと不安に思いそうな事は、Hありのパパ活は「売春」であり犯罪なのではないか?という事です。

結論から言うと「パパ活自体は犯罪にはなりません。」

もう一度、はっきり書きます。

「Hがあってもなくても、パパ活と犯罪とは全く関係ありません。」

但し、やり方を間違えると売春防止法というのに引っかかる可能性はあります。

「体の関係がなければ、犯罪ではない。」とブログ記事などで見かけた事もありますが、それも実際の法律の趣旨などをよく理解されておらず、正しくはないと思っています。

ここから下は、難しく書いてありますが、一番下のポイントだけは見ておいてください。

読むのが、めんどくさい方は読み飛ばしていただいて結構ですが、売春防止法の第一章「総則」(法律の趣旨・目的みたいなものです)には、こう記載されています。

   第一章 総則

(目的)
第一条  この法律は、売春が人としての尊厳を害し、性道徳に反し、社会の善良の風俗をみだすものであることにかんがみ、売春を助長する行為等を処罰するとともに、性行又は環境に照して売春を行うおそれのある女子に対する補導処分及び保護更生の措置を講ずることによつて、売春の防止を図ることを目的とする。
(定義)
第二条  この法律で「売春」とは、対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交することをいう。
(売春の禁止)
第三条  何人も、売春をし、又はその相手方となつてはならない。
(適用上の注意)
第四条  この法律の適用にあたつては、国民の権利を不当に侵害しないように留意しなければならない。

売春は「被害者無き犯罪」と呼ばれることがあります。

お互いの合意があれば、その行為自体では、誰にも迷惑がかかっていないからです。

そして海外ではオランダ、シンガポール、オーストラリアなどでは、売春は管理された上であれば、合法になっています。

日本にはソープランドという実質的には売春が可能な店舗が存在しています。

上記の売春防止法が制定(昭和31年)される前は、日本でも売春は合法だった(または黙認)時代がありました。

この防止法は、もともと「売春をせざるを得なくなった女子の保護」という背景から立脚、制定されています。

法律の制定時は、日本もまだ全体的に貧しく、恵まれない社会環境の中で、本人が望んでいなくても売春をせざるをえないという、悲しい時代背景もあったのです。

従って、この法律は、売春を行った女性を取締り、摘発対象とする事が目的ではありません。

これは売春防止法違反とした単純売春での女性個人への罰則規定がない事からも説明できます。

繰り返しになりますが、法律上、女性は保護されるべき対象として扱われています。

売春防止法は、営利目的で売春を助長する活動をするものを取締る事が目的の法律なのです。

例えば、女性を特定の場所で不特定多数に売春をさせているといった状況が起こった場合。

これで逮捕されるのは、管理している人間、つまりオーナーとか社長、経営者が捕まるのであり、売春を実際に行っていた女性ではありません。

女性は逮捕の対象ではなく、保護の対象です。

安心しましたか?

もう一つ法律上の観点からのポイントとしては、法律に「不特定多数に」という言葉が入っている事です。

パパとの交渉は、基本的に1対1であり不特定多数になりません。

それは男女間の話し合いで決定された「個人的な約束」であり、不特定多数に売春を周旋しているという事には当てはまりません。

パパ活をして特定の男性とHな関係を含んだ交渉をしたとしても、それを犯罪行為として立件するのは、ほぼ不可能です。

なぜなら、それは男女間の「個人的な約束」であるからです。

従って、大人の関係が入っても、パパ活が犯罪行為であると言う事は断定できません。

お手当、おこづかい、交通費、お買い物、お食事、いろいろな形で金銭の授受及び、それに類する行為はあると思いますが、それが何の対価なのかは、その2人しかわからないからです。

Hがあろうと、なかろうと、お付き合いに関して、お金が発生している可能性があるという倫理上の問題だけです。

それは、あくまでも個人間のやり取りで合意されている事柄なので、だれか被害者がいる訳ではないからです。

最後に、もう一つ、第4条も興味深いですよ。

第四条  この法律の適用にあたつては、国民の権利を不当に侵害しないように留意しなければならない。

世の中には、いろんな事があります。

簡単に割り切れる話ばかりではありません。

法律的にも、ちゃんと「でも男女の仲ってグレーな事もあるよね!」って書いてあります。

「Hありでお手当」うんぬんは、個人間の約束であり、売春防止法や、犯罪とは全く関係がない。但し、次の記事で記載する部分は、必ず理解して自分の身を守ること、および掲示板サイトなどに迷惑をかけないこと。

 

シュガーダディ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Copyrighted Image