NEWSWEEKの記事(2)
前回の記事の続きです。
仕事の付き合いがあるアメリカ人。
彼は若くして仕事に成功してリタイヤしましたが、また新しく会社を作って仕事を始めました。
彼の好物の日本酒と、すき焼きをつつきながら話していた、私にとっては印象深い話です。
ちなみに、スーパー金持ちという名前にふさわしい金持ちです。
彼:「お金は有り過ぎると、全てのモノ(サービス含む)が無価値に感じるようになりますよ。金額がいくらでも、どんなものも、本当にどうでも良くなります。」
私:「へえ、私には想像できないな。いくらぐらい、お金があったら、そう思えるの?」
彼:「自分の感覚では、2000万ドル(20億円)ぐらいかな。それ以上は、あっても同じ。お金やモノというものに価値は存在しなくなり、欲しいモノもなくなるよ。」
私:「信じられないな。」
彼:「パパとのさん。本当ですよ。私はリタイヤして、夢だった、豪邸も買って、クルーザーも買って、旅行も行きまくって、自分の欲しかったもの全部買ったけど、むしろ人生に取って本当に重要なものは、そんなものじゃないって事に気付いたね。」
私:「金持ちだから、言える事なんだろうね。自分にはわからない世界だな。人に投資して見たら?」
彼:「人に投資するのは大変だね。一回一回に時間がかかる。その人を良く見て、投資する価値があるか(その投資で自分が納得するか)を判断しないといけないでしょう?人を雇うのは簡単。でも人への投資は難しい。」
私:「なるほどね~。深いな~。」
「そんなに金が余っているんだったら、日本のパパ活女性の皆さんに、何も考えずに10億円ぐらい資金投入しろ!」
と言いたかったんですけど、マジメな仕事中ですから、そんな事は冗談でも言えず。。。
アメリカは、自由の国であるからこそ、貧富の差も競争も激しく、差別も大きいです。
上記の彼も、仕事上では、かなりドライな事をやっています。
もし彼がSugarDaddyをやるんだったら(実はやってるかも?)非常に高額な条件である一方で、かなりシビアに女性を選ぶでしょう。
そして、選んだ後にも、その女性に対して、彼の希望を強く要求するんだろうなと、勝手に変な想像をしてしまいました。
それは、圧倒的な上下関係になるのかもしれません。
「100万円ぐらいどうだって良い。」と考えられるレベルの人は、一方で別の部分で、かなりの厳しさを併せ持っている人のはずです。
楽して低額か、厳しくて高額か?
いずれにせよ、どの世界でも、楽して高額は存在しないって事です!